posted: 2019/03/21
update: 2019/03/21
2019年2月11日、新たに4機のガリレオのFOC衛星(完全運用版)が軌道試験期間を終え稼働開始となった。これは2018年7月に打上げられた4機で、これによりFOC衛星の稼働総数は22機となった。ガリレオFOCのプライム・コントラクタはドイツのOHBシステムズ社で、ペイロードユニットはイギリスのサリー・サテライト・テクノロジー社(SSTL)が提供している。SSTLは現在さらに12機の製造作業に取り組んでいるとのこと。仏国立宇宙研究センター(CNES)によるとこの3年間でガリレオ衛星の数は6機から26機まで増え、現在は6億5000千万人にサービスを提供している。
ソース:CNES(13/02/2019)、SSTL(20/02/2019)
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N°20190321-01
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。