posted: 2019/07/06
update: 2019/07/06
2019年7月4日、ザ・タイムズ社、エクスプレス社などイギリスのメディアやレゼコー(仏メディア)は、英国防省がデブリ対策のためベイジングストーン天文協会(ハンプシャー)のアマチュア天文愛好家らの助けを借りてデブリ対策プログラムArgus 1を進めていたことを報じている。
同プログラムの目的は軍用衛星や民間衛星に危害を加える恐れのある地球を周回する物体を監視する方法を検討するためで、ミッション期間は6ヵ月。
同天文協会会長はザ・タイムズに「協会の観測は国防省自身が行なっているものよリも精緻である」とし、デブリ問題に貢献できると話している。
ソース:ザ・タイムス、エクスプレス、レゼコー(共に04/07/2019)
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N20190706-01
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。