posted: 2019/04/03
update: 2020/10/15
2019年3月29日、ストックホルムにて在スウェーデン仏大使の参列のもと、ルガル仏国立宇宙研究センター(CNES)総裁とスウェーデン宇宙機関(SNSA)長官は両国の宇宙協力について意見を交わし合った。
現在のフランスとスウェーデンの公式な宇宙協力は2006年の宇宙協力合意に基づいている。そしてその際に新たに言及された協力項目はロケットやPRISMA衛星プログラムについてであった。これまで両国は個別プログラムでの協力としてアリアン6やミリヤッド・エヴォリューション(ミリヤッド衛星群の改良版)についても話している。
また、キルナのエスレンジでの気球プログラムをはじめとする両国の協力プログラムが挙げられ、両国が良好な関係を続けていることも続けて言及された。
ソース:CNES(29/03/2019)
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N20190403-02
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。