posted: 2019/07/24
update: 2019/07/25
2019年6月から7月にかけ、ヨーロッパでは猛暑が続いている。今週末にはおさまってくるという予報が出ているが、これまであちこちで観測史上初の気温を記録したと報じられている。
フランスでいえば、例えばパリでは日中40度(摂氏)を超えたとか、ボルドーでは42度を超えたなど。また明日7月25日(木)も酷く厳しい日になるとのこと。多くの地域に高温警報が出ている。
2003年も記録的な猛暑の夏で、高齢者を中心に1万5千人以上の方が亡くなられたが、今回メテオ・フランス(仏気象局)は、それよりも高い気温を記録していると発表している。しかし、今年は2003年より高い気温を記録しているが、その期間は2003年より短くなるだろうとの予測。
フランスだけでなく欧州では、商業施設やオフィスでは冷房設備が備わっていることが多いが、一般世帯では冷房(エアコン)を持っているところは比率的に少ない。年に数回しか使わないのにわざわざ冷房を購入・設置しようということにはならないからだと思う。扇風機はある。
もう数日でおさまるというので、今更記事にあげるのも遅かったと自戒しますが、それでもご出張、ご滞在の方がた、お体に気をつけて、なんとか乗り切ってください。
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N20190724-01
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。