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お盆休みゆったりニュース:ドイツ航空宇宙センター(DLR)代表団の日本訪問

P190813 Drapeaux Allemand japon.jpg日本側の情報サイトからはうまく見つからなかったのだが、ドイツ航空宇宙センター(DLR)はそのサイトで、2019年7月29日〜8月2日のヴァルター・ ペルツァー(Walther Pelzer)理事が率いるドイツ代表団の日本訪問を伝えている。


DLRはちゃんとした公共機関であるし、写真も掲載されているので嘘ではないと思う・・・。が、もし日本側でのメディア掲載の情報や、あるいはここに書かれていることで間違っていることがあったら是非お教えください。また、「ゆったりニュース」のくくりにしてしまい、実際にこのためにいろいろと準備されてきた方々にとってはとても「ゆったり」ではなかったと察します。ごめんなさい。


さて、DLRが伝えるところによると、代表団の訪日目的は日独2ヵ国間および欧州・日本間の宇宙協力を戦略的に話し合うことであった。また既にあるドイツと日本の航空宇宙産業間のつながりの強化も図られた。さらにドイツ側は現在進行中あるいは今後行われる産業間の協力のために政治/政策的基盤を強化することも狙っていた。


ペルツァー理事は日本内閣府の宇宙政策委員会の代表者らと会談し、文部科学省、経済産業省、JAXA、経団連のメンバーらとも同席する機会を得た。さらに日本航空宇宙工業会(SJAC)、MHI、NECのメンバーとも話し合うことができた。代表団はMHI、NECの施設見学もした。


話し合いの焦点は、将来の有人飛行、打上げ市場、ニュースペース、進行中の宇宙研究協力、宇宙旅行の安全の方針などに及んだ。欧州のアリアン6と日本のH3の初号機打上げはほぼ同じ時期に計画されているので、ロケットシステムは双方にとって特に気になる分野であった。


また、日本政府が大阪G20会議の際に触れたデブリ対策の技術についてについての話もあった。




ソース:DLR(06/08/2019)

文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)

No:N20190813-01