posted: 2020/09/26
update: 2020/09/26
2020年9月23日、仏国立宇宙研究センター(CNES)とルクセンブルグ宇宙機関(LSA)の第1回ワークショップが開催された。オンライン会議の形である。
ワークショップの目的は協力可能な分野を掘り起こしていくことと、CNESとLSAの将来的枠組み協力合意に関するものであった。
2009年、CNESはルクセンブルグ研究省と協力合意を結んでいるが、その後ルクセンブルグでは宇宙分野の管轄はルクセンブルグ経済省に移った。
LSAは2018年、ルクセンブルグの宇宙産業の支援促進のため同国経済省が主管する機関として発足した。またルクセンブルグは2016年、宇宙鉱物採掘・運用事業を目指す国家的取組みであるSpaceResources.luをスタートさせている。今回の第1回CNES・LSA共同ワークショップはこのような背景のもとに開催された。
この共同ワークショップ開催についてCNESのルガル総裁は、市民生活をより良くするための経済や社会の問題に応えられる革新的な宇宙プロジェクト、衛星を用いた気候変動のさらなる理解、そして宇宙探査、という3つの焦点を挙げている。
またルガル総裁は、産業界、スタートアップ企業、インキュベーション・サービスを受けている企業のためのコネクト・バイ・クネス(ConnectByCnes)や、革新的宇宙関連企業のための資金融通システムCosmiCapitalについても言及した。
ソース:CNES(23/09/2020)
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N20200926-02
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。