posted: 2019/05/06
update: 2019/05/06
2019年4月24日、中国長沙市で中国スペースデーの開会セレモニーが開催された。中国国家航天局(CNSA)長官も列席する同セレモニーには、特別招待国として招かれたフランスの代表として仏国立宇宙研究センター(CNES)のスシェ副長官が参列した。開催日の4月24日は、1970年の同日に中国初の人工衛星「東方紅1号」が打ち上げられた日付である。日本初の人工衛星「おおすみ」の打上げ成功が同年2月11日のことであったから、中国の初打上げはそれからわずか2ヵ月後のことであった。
スシェCNES副長官は挨拶の中で2019年は仏中宇宙協力で特記すべき年であると話した。特に探査、海洋研究、宇宙物理、宇宙医学の4つの分野についての両国の協力が挙げられた。
ソース:CNES 24/04/2019
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:N20190506-02
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。