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パリ・エアショー2019:宇宙機関のトップらが集合

P190620 Bourget 1.jpg2019年6月18日、パリ・エアショーの機会に仏国立宇宙研究センター(CNES)のルガル総裁は宇宙分野での国際協力を話し合うためCNESのパビリオンに世界の主要宇宙機関の代表者らを招いた。また元欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士で現在はスペインの科学・イノヴェーション・大学大臣であるペドロ・ドゥケ・ドゥケ氏も列席した。

出席したのは欧州宇宙機関(ESA)ヴァーナー長官、イタリア宇宙機関(ASI)サコッチャ長官、ドイツ航空宇宙センター(DLR)エーレンフロイント長官、中国国家航天局(CNSA)呉副長官、カナダ宇宙機関(CSA/ASC)ブリュレ副長官、インド宇宙研究機関(ISRO)Umamaheswaran R科学部門管理官、NASAブライデンスタイン長官、ロスコスモス国際部門担当サヴェリエフ副長官、JAXA山川理事長、UAE宇宙機関(UAESA)アル・アフバビ長官であった。

会議は90分間で、質疑応答の前に宇宙機関の代表らは探査の展望や宇宙協力についてそれぞれ5分弱話した。

フランスの航空宇宙業界誌エール・エ・コスモス(A&C)はこの会議について「会議の形態と時間の関係で具体的ではない大まかな意向の発表の場となったが、それでもこれだけのトップが一堂に会したことは素晴らしいと誰もが評価した。
NASAブライデンスタイン長官の『2024年までに女性の月着陸、月の南極への到達、2028年以降は恒久的月面滞在、と月への帰還を強調し(コストに関する言及はなかったが)NASAは国際協力、官民協力の支援を受けやっていきたい』というスピーチは注目を浴びていた。」と報じている。


ソース:A&C(19/06/2019)
Photo:浜田ポレ志津子

文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)

No:N20190622-01