Pick Up 記事再使用型ロケット研究:DLR(ドイツ航空宇宙センター)の新プロジェクト
2019年6月18日、ドイツ航空宇宙センター(DLR)は再使用型ロケットの研究プロジェクトの開始を発表した。プログラムの名前はRETALT(RETro Propulsion Assisted Land...
2019年6月18日、ドイツ航空宇宙センター(DLR)は再使用型ロケットの研究プロジェクトの開始を発表した。プログラムの名前はRETALT(RETro Propulsion Assisted Land...
この前の2つの記事で取り上げたASDユーロスペース協会のレポート「Towards an ambitious ministerial "Space19+" - Eurospace views, 2019...
前回ASDユーロスペース協会が策定した2019年欧州宇宙機関(ESA)閣僚級会議のための意向・提案レポート「Towards an ambitious ministerial "Space19+" - ...
2019年6月20日、ASDユーロスペース協会は来たる2019年欧州宇宙機関(ESA)閣僚級会議のための提案として協会の意向をレポートにまとめたとして、そのダイジェストを発表した。レポートの題は「To...
2019年5月16日、ボルドー都市圏の町サン=メダール=アン=ジャルで開催されたビッグ・バン・フェスティバルの機会にアリアングループ社のルセル新社長が話したことについてラ・トリビューン紙のボルドー地方...
2019年5月15日、フランスの経済紙レゼコーは同社サイトにルクセンブルグの衛星オペレータの状態と動きについての記事を掲載している。記事は、欧州宇宙機関(ESA)のメンバーでもあるルクセンブルグである...
2019年4月10日、ジョルジオ・サコッチャ氏(Giorgio Saccoccia)のイタリア宇宙機関(ASI)の新長官への就任が決定した。同氏は宇宙推進の部門でやってきた人物である。ASIは彼の経歴...
2019年4月30日、フランスの経済・金融紙ラ・トリビューンはそのインターネット版に、仏下院議員ら10名が作成した今後の宇宙法に関する論述文書を掲載している。この議員らはマクロン大統領の共和国前進党(...
2019年4月2、3日、ル・ブルジェ(パリ近郊)で開かれた「パリ・スペース・ウィーク」には1000以上の企業・団体が参加し、400以上の出展があった。その間に行われた「宇宙分野の展望」と題された会議で...
2019年3月末のインドの衛星破壊実験について、フランスのメディアも報道している。全国紙のル・モンドはじめ航空宇宙産業が盛んなフランス西南部の大手地方メディア、スゥドゥ・ウェスト、ウェスト・フランス、...
2019年3月18日〜29日まで、日本をはじめ世界25ヵ国が参加する宇宙空間での軍備拡散競争防止についての国連の専門家会議がジュネーブで開かれている。この機会にフランスの国際戦略関係研究所(IRIS)...
頓挫する可能性もあるかと思われた時期もあったガリレオだが、ようやく形になり始めた。今後の注目したい点は、欧州自体も躍起になっているGNSSのプロダクトやサービス市場にどれだけガリレオが食い込んでいける...
前回の特集、オートノミーへの努力、代表例1、ガリレオの続きです。しかし、考えてみるとGPSはアメリカが運用しています。ましてやGPSはもともとアメリカが軍事用に開発したもののある部分を、民生用にも利用...
前回までは「フランス、欧州の宇宙分野の特徴・興味深い点」として、役者、つまり登場する機関・組織の数が1国で進めていく場合よりもずっと多いことを挙げました。このように役者の数が多く複雑な構造の中でもの欧...
「裏記事」の部分では、取り上げてきたものについての所感などを著していきたいと思います。このように登場する役者の数や種類が多く、構造が複雑な状態は、たとえるなら日本の幕末のようである。諸藩があり、また、...
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。