Pick Up 記事アメリカ宇宙部隊、フランス宇宙部隊設立についての仏専門家の解説
2019年8月29日、トランプ米大統領はアメリカ宇宙部隊(US-Spacecom)を設立すると発表した。フランスでも2019 年7月13日にマクロン大統領が仏空軍の中に宇宙部隊を発足させると演説し、そ...
2019年8月29日、トランプ米大統領はアメリカ宇宙部隊(US-Spacecom)を設立すると発表した。フランスでも2019 年7月13日にマクロン大統領が仏空軍の中に宇宙部隊を発足させると演説し、そ...
1つ前の「解説・特集」で挙げた先月(2019年7月11日)に起こったガリレオの不具合についてフランスのメディア「レクスプレス」が挙げた複数の関係者・専門家の意見を交えた論説記事の論旨の続きです。3/ ...
欧州のGNSSであるガリレオ・システムは2019年7月11日からおよそ1週間信号が不通となった。フラスペ ・ニュースでは7月16日と7月22日に紹介している件である。この不具合についてフランスのメディ...
ギアナ危機の話の続きです。 3月中旬から勃発したギアナ危機、本土の仏政府側と仏領ギアナ側で複数回交渉が続けられたがなかなか決着がつかない状態でいた。 そして最終的に4月21日、フランス大統領選挙の第1...
前回ギアナ宇宙センター(CSG)の話を出した。そこでCSGといえば「ああ、こんなこともあるのか。フランスらしいな」と思ったことを1つ。 それは2017年3〜4月のギアナ危機の話。労働組合、地元コミュニ...
前回からの続きです。こうしてアリアン・ロケットはアリアン1-3、アリアン4、アリアン5と開発・運用されていきます。2/そして現在に至るのですが、今、CNESの輸送本部(CNES-DLA)とESAの輸送...
前回まで欧州のオートノミーへの努力の話でロケット分野について紹介してきました。そこで今回は、今度はフランスの宇宙分野の特徴・興味深い点として「フランスは大いにロケット分野を推している」という点を挙げま...
ロケット分野に関する欧州のオートノミーへの努力について、裏記事の続きです。 ・ロケット分野でのオートノミーか・・・。ロケットの主目的は輸送であるから、輸送系のものを想像して考えてみる。シンフォニー衛星...
前回まで、欧州のオートノミーへの努力としてロケット分野について書きました。今回はその裏記事です。 うん、ここまで書いた内容の中にも、まだ掘り下げたい点があったなと思います。例えば、こんなこと。 ・だい...
前回はロケット分野のオートノミーがないとどうなるかと、欧州がアリアン・プログラムに進んでいった頃に苦汁を嘗めたシンフォニー事件のことを中心に書きました。今回はその続きです。 その後欧州は1973年にア...
今回から「解説・特集」のカテゴリで最初にシリーズで挙げていた「特集1 フランス、欧州の宇宙分野の特徴・興味深い点」の続きを掲載させていただきます。 この特集の内容は1. 欧州の宇宙分野は、役者の数が多...
2019年8月7日、フランスの経済紙レゼコーは、今盛んに計画されている低軌道の大規模衛星システムでのルール作りにおける欧州側の懸念を取り上げている。その要旨は以下のようになっている。主にアメリカで多数...
前回イギリスが国内の宇宙産業を発展させるために取り組んでいるLaunchUKについて進捗を紹介したので、今回はイタリアの場合を取り上げる。ちょうど国内・EU内に関わるニュースがあったのでそれを取り上げ...
2019年6月4日、英国宇宙機関(UKSA)は宇宙分野に関して新たな2つの予算投資を発表した。それぞれ宇宙気象予測、宇宙輸送系に関するものであった。 6月4日の発表の宇宙気象予測分野の話は、アメリカと...
2019年7月17日、フランスの経済新聞ラ・トリビューンがウェブ版でアラブ首長国連邦(UAE)の宇宙プログラムについて中東研究専門家が書いた紹介・分析記事を掲載している。日本では昨年(2018年)、H...
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。