アリアン・ロケット開発物語アリアン・ロケット開発物語(12)- イタリアとその他の諸国:反応と参加、不参加
前回、ブルー・ストリークを用いた欧州共同ロケット・プログラムにドイツが参加することになったところまで書きました。今回は現在でも欧州のロケット事業で重要な役割を果たしているイタリアと、その他の国の、プロ...
続きを読む
2020/11/29
前回、ブルー・ストリークを用いた欧州共同ロケット・プログラムにドイツが参加することになったところまで書きました。今回は現在でも欧州のロケット事業で重要な役割を果たしているイタリアと、その他の国の、プロ...
前回は、戦後のドイツに課された制約とその後の西側の動き、そしてドイツは自分の国だけでロケットプログラムを実現するのは無理だが、それを構成する何らかの各技術は担当できる、或いはできるようになる素材があっ...
前回は、欧州で協力してロケットを作ろうというイギリスの案について、ベルギーが仲間に入った部分を書きました。今回は英・仏に次ぐ第3のELDO(欧州ロケット開発機構)主要参加国であるドイツです。前半のこの...
前回は、自国のブルーストリークを用いて欧州でロケットを作ろうというイギリスの提案について、フランスがシャルル・ド=ゴール大統領の意向に従い参加を決め、英仏両国でその他の欧州の国を誘う形になった話でした...
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。