宇宙
posted: 2019/08/21
update: 2019/08/22
「解説・特集」のコーナーで仏領ギアナの「ギアナ宇宙センター(CSG)」にかかわる話をアップしたので、よもやまでも1つそっち方面の話。
もう15年以上前になるだろうか、宇宙業界の先輩と話していた時にCSGの話になった。その先輩はCSGを訪れたことがあるし、その周辺のアマゾンの森林散策体験もしている。ギアナといえば熱帯雨林のジャングルがある地域だ。そして日本では馴染みのない動物も多い。で、話題はアマゾンのアナコンダへ。
その時の会話がこんな感じ(先輩=「先」、フラスペ =「フ」)。
先:あそこではアナコンダも食材の1つなんだよ。
フ:え、そうなんですか。知らなかったです。あの大きなヘビのアナコンダのことですよね。
先:そうだよ。食べてみれば結構いけるよ。市場で買ってきて家で調理もできるし。
フ:市場で売ってるんですか?
先:うん、メートル売りしてるよ。「安いよ〜。お買い得だよ〜。今なら2メートル買えばおまけにもう1メートルつけるよ!」って感じで。
フ:(心の声で)まじか? すごい。どんな風に売られているのだろう。本当に美味しいのかな?
その後は違う話題に移ったのでこの話はそれっきりになり、やがて先輩も転勤してしまった。ただ、先輩がその時浮かべていたちょっとふざけたような笑顔も覚えている。それでもこの話はずっと頭の中に残っていて忘れることができなかった。
それから数年後、再びその先輩と会う機会があった。それなのでここぞとばかり以前の「アナコンダのメートル売り」の話を出してみたのだが。。。。その先輩、「あれ?そうだった?そんなこと言ったかなぁ」との返答。
えー! じゃあ一体あの話はどこまで本当だったんだ? 食用アナコンダがあること? それが市場で売られていること? さらにメートル売りされているところまで?? それとも私は全部たばかられていたってことだろうか??? ますます判らなくなってしまった。
もう何年もモヤモヤしているこのギモン。真相を明らかにするには自分で行って確かめるのがいいのだが、それがいつ実現するかは判らない。ということで、どなたかそのあたりの様子を知っている方がいたら是非教えていただきたいと思うかぎりである。
文:浜田ポレ 志津子(フラスペ)
No:Y20190821-01
運営者 PROFILE
フランスの大学院で仏欧宇宙産業政策を学び、その後現地で同分野の調査研究に従事。フラスペを立ち上げ「フランス・欧州宇宙分野」をメインに情報を発信。
宇宙業界のほか航空、科学・技術・イノヴェーションに関する政策・動向の調査研究なども手がける。また在仏日系企業や日本人家庭のヘルプ業務も受託。